スノボー体験と一期一会
先週日曜日にスノーボード体験をしてきました。
神戸にはスノーパークがあります。
車で1時間少し山道を走ると
雪のスポーツができるのである。
冬のスポーツはほとんどやったことがありません。
何度も挑戦したいと思っていたスノーボードは
やろうと思うと、周りに止められる事ばかりでした。
何でも体験してみないと、
何かしら感じられないと思う私です。(笑)
例えば、スノーボードを知っているのと
やったことがあるのと、上手な人とは全く違います。
どんなものかぐらいかは、知っていたいのが私
で、この年令になり
挑戦してみることになりました。
そう今年で52歳です。
数字にすると自分でもありえないのですが、
気持ちは若いときよりもイキイキしているような(笑)
で、そんなハチャメチャな私に
同じようにお付き合いしてくれる友人。
その友人は57歳です。
四捨五入すると60歳なのです。(笑)
このテーマは
やったことが無いことをするなのですが…
去年は滝行でした。
(大寒にするというお馬鹿な二人)(笑)
そして今回は、スノボード体験です。
その1時間あまりの会話は
人の出会いについて語り合っていました。
「なぜよい出会いが出来ないのか?」
「運命のような出会いとはなにか?」
そして、すれ違うとズレから
関わりが終わる理由について
二人で熱く語り合っていました。(笑)
すべてが合理主義的な出会いではないか?と語る友人
共通の趣味嗜好からの出会いではないか?と思う私
そんな話し合いから、
気がつけばスノーパークにたどり着きました。
スノーボード体験教室は
4時40分からのスタートでした。
ナイター入場券+リフト券
ウエアー+ボードレンタルとスクールで10000円
何も持っていないので
全てレンタルで初体験です。
靴の履き方からボードの持ち方
そして転び方や起き上がり方
そしてやっと滑り方なのですが…
はじめは絶対教室に入ることをおすすめします。
マナーなども学べるから…(笑)
今回のスノーボードの生徒は4人でした。
51歳と57歳の参加に男の子と女の子が
準備をして並んでいました。
ひとりずつ丁寧に教えてもらいながら
時間があったので話しかけてみました。
すると、女の子は17歳というではないですか!
男の子にも、おいくつですか?と尋ねると17歳と言う!
偶然ふたりとも17歳なの?から話ははずみました。
二人で参加じゃないよね〜
偶然17歳なの?とそこからです。
若いからか?すぐにマスターしている姿に
スポーツをしているの?とか聞いたりしていました。
が…
気がつけば、一人ずつレクチャーを受けて
滑って降りてゆく…。
上がってくると、この若者は
そばに座るのです。
そう。17歳同士で…(笑)
些細なことなのですが、少しの会話で話が弾み
先程の距離感とは明らかに違う密着度なのです。
いいな〜若いって!
どこから?来たの?とか、
部活は何?とか会話しています。(笑)
白いゲレンデで、はじめての体験で出会った二人。
なんだろう。17歳って18歳とは違う。
青春の1ページと言うか?
思い出のシーンというか?
そう見えるのは長老だからこそかもしれない。
そう3倍の年齢の私達なのである。
52歳は50歳も57歳も同じになるのに…(笑)
そんな事を思いながら
道中の車の中での語り合いを思い出しました。
出会いとはなにか?
どんな出会いが運命なのか?の話に
ピッタリの出来事を見せてくれたような気がして
57歳の友人と見守っていると…
私達はスノーボードのレッスンに
足が吊りそうになりながら必死についていきました。
そして、レッスン時間が終わり
先生を入れて5人のスクールは
「ありがとうございました!」と
怪我もなく無事に終わったのです。
が…
その後、17歳の二人は
滑りにでかけたのか?一緒に消えていったのは言うまでもない。
一期一会の17歳の男女の後ろ姿は青春そのものである。
私達長老は、もちろん
そのままラウンジで、カフェ休憩反省会をして
「もういいよね。」と体をいたわり
着替え返却になったのは言うまでもない。(笑)
(無茶はしないお年頃なのである)
体を温めようと
有馬温泉650円に向かったのは言うまでもない。
そう。若い時にチャレンジ精神がなく
若い時にトライできなかった私達は
今、やったことがないことにチャレンジしています。(笑)
同じ趣味や同じ嗜好物での出会いは
話が弾むかもしれませんね。
でも、出かける勇気や声を掛ける勇気がないと
出会いはすれ違いますね。(笑)
夜のスキー場は
とてもキラキラして見えました。
ここには出会いが…。
若いっていいな。(笑)
はじめはバランスが取れず
滑るスピード感も怖かったのですが
終わり頃になれば、少しは慣れたのか?
バランスも体感的な感覚も身につくと言うか…
叫んだり、笑ったり、転んだり
楽しかったです。
お付き合いくださった友人にも感謝です。(笑)