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催眠って何?

 

 

催眠について私が知った時、本当なの?と半信半疑でした。

しかし、現場で学び様々な問題である扉を開いてゆくと奥深い世界と知ります。

 

催眠は表面意識(自分が認識している部分)以外のもっと深い気持ちへと到達します。

その深さは表面で認識している部分をビルの1Fだとしましょう。

深層心理の奥深い部分は心の奥底の見えない地下の世界まで繋がっています。

しかし実際には私たちは地下のB1〜B5まで理解できたら素晴らしい程です。

 

例えば、深層心理には認めたくないけど

認めなくてはいけない関わりの中にも出てきます。

ぶつかり合ったり・よく喧嘩する関係でも見えます。

嫌い!なんて言葉と認識をしていますが、実はそんな不快感は一部なんです。

全体的にはその人のことをまだトータルでは

愛していたり好意があるからこそぶつかり合うと言われています。

そうなんです。

深層心理的にももう駄目な関係はぶつかり合うことすら無くなります。

我慢しているのではなく、もう関心すら無くなります。

 

すれ違う人に関心はありませんよね。

それと同じように無関心なのです。

家族でも無関心の関係もあります。

関係性の無関心も逃避や親離れなのか?子離れなのかの問題もありますが、

深層心理はその辺りを見せます。

 

催眠はトラウマなどで社会生活が送れなくなった原因を見つけ出すこともあります。

もう一度見つめなおして改めて受け止める方法があります。

当時には理解できなかったことも、

月日が流れて受け入れられる時期が来ることもあります。

催眠は様々なトラウマや不安に有効なものでもあります。

しかし、興味本位で催眠をすることを私は薦めません。

 

催眠状態は人間の感覚である5感だけではなく6感的な感覚も扉を開きます。

その扉は、前世や胎児期退行などの世界へと導きます。

過去ばかりか、未来などにも繋がることもあります。

それは、私達が興味本位で覗くことが出来るのではなく、

その時のその人の次期やタイミングによってとも言われています。

私がココで活用している催眠とは、

日常生活において不便な問題について思い出すことや

見つめることの1つとして催眠を活用しております。

 

私達の心は奥深いものであることが催眠で認識できました。

同じ経験をしても感じ方や受け取り方、心の傷やトラウマの大きさは皆違います。

そのトラウマがいつ表に出てきて

それが原因で何かしらの感情や衝動に繋がっているのかもあります。

 

そんな人の心の奥底を覗くには催眠が有効です。

そして人格障害や、心の奥底に眠る存在などもこの催眠は有効です。

 

プラスの自己暗示などにも催眠は有効に活用されています。

 

 

 

 

             一般社団法人 日本メンタルセラピスト協会 田中千栄子

 

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