ベトナム ダナンの旅 フェでのあれこれ

最終日飛行機までの時間が1日ありました。

かと言って闇雲の出かけるのもどうかと思い

やはりここはツアーになりました。

朝7時20分から集合の2時間半に到着するフェ遺跡です。

その2時間半の社内での道中が

ベトナムの田舎町が見れるというか…

その行きでのことでした。

大きなトラックを追い越してしばらく走ると…

なんと！警察に捕まりました。

一瞬、え？私シートベルトしてないから？とか思ったのですが

運転手だけ呼び出され20分は帰ってきませんでした。

そう。後ろの席もシートベルト必要な街らしい。

でも、問題は追い越し車線なのか？

スピード違反なのか？

言葉が通じないので聞くことが出来ず…

とりあえず大丈夫ですか？だけ聞いてみた。

大丈夫！大丈夫！とスマイルで走り出した。

一瞬ドキッとした瞬間である。

そのツアーは他にもいくつか見たのですが

印象的だったのが1931年に完成した世界遺産

カイディン帝廟は12年かけて作り

出来上がる前に亡くなったと言うお話なのですが

中国とフランスの影響を受けており

西洋の模様やモザイクが施され風水を一切使わず

建てられています。

国民に嫌われていたという王らしく

フランスの影響でコンクリート建築でした。

王でありながら女性らしさが感じられる王で

化粧された姿の写真からも男性が好きな方だったとか

好みは人それぞれなのですが

理解されず大変だっただろうなと思ったり。（笑）

（ガイドさんのお話）

その話と対象的なのがこちらの世界遺産である

1860年トゥドゥックテ帝廟である。

謙虚の謙という名を使って風水を活用した場所。

4代目の王は国民から好意を持たれる方だったとか

体が弱くそして女性を大切にした人だとか…

お墓として作られたのですが別荘としても使い

暮らしていたそうです。

とても寂しい方だったとかで、

その気持ちの理由がガイドさんから説明を受けました。

少し涙がでるほど孤独と寂しさ？哀愁を感じる王の話でした。

この敷地の何処かに眠っているというお墓

このような歴史的な建物が残っているのは

地震がない場所ベトナムらしいです。

そして、戦争でも被害を受けなかったとか

とにかく様々な建築物を見ましたが歴史の迫力さを感じました。

そして最終はティエンムー寺をみて船に乗る。

天女の寺と呼ばれているらしい。

その傍を流れるフォン川から船に乗る。

この船がまた心を揺さぶる。

乗り込むと、この船は洗浄生活者ですとガイドが話す。

子供は学校に出かけている間に仕事をしているとか

そして、乗って30分かな？

日本語の書いた紙を渡されました。

私達はここで暮らしています。

生活のために何かを買ってください！というものでした。

え？買ってと言われると気持ちが引く

どんな暮らしなのかだけで十分なのに…

とりあえず、失敗したようなポストカードを2枚購入した。

B級品いいやC級品なのに500円は払ったような…

そんな部分では気分が下がる。

それからしばらくして私は見た！

岸に到着する間際に緑の紙切れを1枚

ガイドさんが女性に渡していたことを…

そう緑色のお金は500円ぐらいのものである。

あれ？船は高いと聞いていたんだけど…

やはり、ツアーを仕切っているガイドさんが

すべてを牛耳ってる間バリバリでした。

フリーでやらないのですか？と聞いたら

会社があると話していましたが…

ん〜その部分も少し怪しいと感じたのは私だけかな？

とにかくガイド歴6年の方は顔が広い！

そして何やらイキっている感じすら私は見逃していない。

丁重な説明の中に…

優しい口調の中に…

露店の人へ対する態度から…内面がみえるというか。（笑）

こちらでもコースの食事をしましたが、

とても美味しくて味も濃くなく

辛すぎずフォーは癖になりました。（笑）

何食フォーを食べたかしら？

ガイドさんに聞いたところ

フォーは朝食だそうです。

なるほど！

街の人は何を食べるのか

気になるあれこれです。（笑）

もしも私が聞かれたら、

御飯と味噌汁とお漬物！と答えたいのですが

パン食と答えるしか無いので

日本人らしくないですね。（笑）

ん〜日本人失格か

はたまた西洋かぶれなのか？（笑）

食事事情は問題ないのですが…

何よりベトナムの残念な部分は

水問題ぐらいかしら？

日本人観光客には大きな問題です。

もちろん水のボトルを購入すればいいのですが

シャワーや歯磨きで安心して使えない水事情は

ある意味、日本の安全さも引き立ちました。

大切に感じた水

飲み物に氷を入れてもらっても

アウトなことがあるらしく

帰りの長時間のフライトの為に

お腹を壊したくないという思いから

ビール！と昼から飲んだくれていました。

水の代わりにビールなので酔いませんけどね。（笑）

街の人は大丈夫らしいのですが、

きっと腸が強いんだろうなとか思ったり

日本は衛生的、除菌ばかりしているから

耐久性が失われてしまってるかもですね。（笑）

そしてバイクが多くて信号がなく

バイクや車の横断や右折や左折は

勇気と度胸で行き来する交差点

それだけではなく歩行者も又

勇気、根性で渡らなくてはいけない道事情に

サバイバルだ！と思うのでした。

ボケている隙がない！（笑）

やはり、日本は平和で安全です。

だからボケやすい？私（笑）

帰宅してシャワーのありがたさに

水のありがたさに幸福感でした。

年に1度は海外に行きたいと思っていますが

やはり刺激的な時間になりました。

今年はいろいろありましたが

振り返りながら人生とは…

生きるとは…

を考えさせられますね。

もしベトナムに住んだなら

何が出来るだろう？とか

毎日外の掃除してるような気がしました。

そして露天をはじめて食べ物を売る様な…

不器用だからものは作れないだろうから…

やはり日本がいいな。