ベトナム ダナンでの旅 五行山とあれこれ
今回私はベトナムに行くことが出来ました。
偶然にも、周りでベトナムに出かける人が多く
話を耳にすると、とても身近に感じられ行くことに…(笑)
海外旅行は行ったことがない場所をなるべく選んでいます。
せっかく大好きな飛行機に乗り出かけるのならと
知らない土地の空気を感じたい。
それが私の願いかな?(笑)
情報で知っている事よりも
直接見て感じて何かしら内面的な気づきを感じてなのですが…
形あるものより感じて何かを思うことのほうが
貴重な宝ではないかと思うからなのですが…(笑)
そんな気持ちを強くするお話を耳にしました。
今回のベトナム フェで暮らすガイドのCさんのお話から
直接、日本語ができるガイドさんに
観光地の歴史の説明だけではなく
ベトナムで暮らす街のお話や
過去の戦争でのことや
これからのベトナムについて
耳にすることが出来ました。(笑)
大学を出て日本で語学を勉強した人もいれば
日本で学ばず独学の方もいらしたり
日本に行ったことありません!と語る人が3人
しかし日本語はとても流暢なのです。
本当にすごいと思う私です。(尊敬)
日本料理店でバイトをして身につけたり
毎日の日本人のガイドツアーで身につけたり
独学で日本語を学んだと語る方
ホイアンでのガイドさんの日本語も流暢でした。
話を聞くと、日本に簡単にはいけない理由がありました。
もちろん金銭的にも大金であるだけではなく
まずビザの問題で簡単に出国ができないとのことでした。
ま。奥深い話はさておき(その理由)
私のような無学で興味本位の軽率な人間が
気楽に行きたい国に行けることに
なんてありがたいのだろうと思う瞬間でした。
日本人として生まれたからの特権1なのですが、
使わなければ知らないまま終わる
日本人だからこその特権である。
それがありがたく感じるお話でした。
物価の格差問題もありますが
何百万もかけて日本旅行したいか?
となると、???です。
しかしこちらで働けば
大金が手に入ることも大きな部分です。
(帰ってこなくなる問題もあったりで奥深い)
国同士の対立関係や
歴史にも影響があったりなのですが…
日本に興味があり一生懸命学び
それでも出かけられない大きな壁
そして、それでも日本語を学び
日本人を相手に職業選択をした人達
ビジネスチャンスともいえるのかもしれない。
なぜなら仕事がないからである。
それは、多国語を学ぶ事が好きな人もいるだろうが
プラスアルファーの歴史をも身につけ無くてはならない
私の1番苦手なジャンルを選択した人達である。
だから、私の興味はマックスでもあり
尊敬の眼差しで話を聞いてしまう。
努力家でチャレンジャーである方達だからだ(笑)
将来=未来を見据えて“仕事”として考え選択した人達である。
その選択はとても私は共感できます。
何が出来るのか?
何がしたいのか?
これからはどうなるか?
何を身につけるべきか?
そして努力の結果
何が出来るのか?が増えていくのである。
あれこれ葛藤して考えて選択し手にした人々である。
なんとなくではあるがこんな構造が見えたのだ!
ものづくり=商店<運転手<通訳(案内)
海外からの観光客が必要とする人材である。
なぜなら交渉ができるからかな?(笑)
話は堅苦しい部分から離脱して(笑)
今回のベトナムはダナンというリゾート開発地へ行きました。
私のベトナムのイメージはもちろんリゾートではない。
実際には表面的にはリゾート化されていましたが
その裏側もすぐそこで見えるわけで…
簡単に言えば裏側は懐かしさを感じる。
その懐かしさは、生きる力というか
生活の原点を見つめられるような気がするからなのですが…(笑)
(生きる・暮らし)
心理学でもあるのですが、
衣食住が生きる上で重要な基盤であると(笑)
安全な住まい
身を纏う洋服
空腹を満たす食
住まいのため、食のために仕事がある。
(お金が必要である)
メンタル相談をして悩みを耳にすることが増えて思うのは
誰もがこの衣食住の問題ではなく
衣食住があるがゆえ、なぜ働くのか?
なんのために生きるのか?に繋がっている。
根本的な問題で道を見失う事がある。
働く理由、お金が必要な理由である。
ただお金がたくさん欲しいのではない。
生きるために必要なのだ!と言う生々しい部分がある
それが私のルーツに近いのですが…(笑)
ベトナムは美しいビーチと
街の1部は発展途上国とも言える建設ラッシュ的な一面が見えました。
ガイドさんいわく3年後5年後はもっと変わっているといいます。
それはビルが立ち並び
目指すはシンガポールと言っていました。
(イメージ)
その言葉通り、リゾートホテルが建築中であり
そんな中、すでに、ホテル建設が中止の場所も(破綻)
多々ある話を聞きました。
(いろいろな問題が裏であるのであろう)
物価は、3分の1なので(表向き)
本来はもっと低い場所もあるように思いました。
車で走らせる事、山側10分でリゾート地は消えます。
牛が放し飼いで大量ではなく数頭が自由に歩いていました。
鶏、犬も放し飼いです。
驚く話は、犬猫も食用があり食べるという。(驚)
(美味しいよ!と話すガイドさん)
その話が本当なのか?と帰国して調べたところ
戦争で食べるものがなく
生き延びるためにそのような部分が
今も残ったのではないかと書かれていました。
真実でした。(泣)
猫は表向き禁止されているという話でした。
ただ、国民性は私の勝手な判断ですが
物静かな気がしました。
それは戦争でも言えることなのだか
反撃する国民性ではないのかもしれません。
言葉や態度などからも
ありがとう!とべチナム語で口にすると
とても素敵な笑顔で言葉を返してくれました。
日本語はほとんど通じないので英語なのですが
英語も通じないのが当然のタクシー事情と街です。
ホテル周りのみ英語が通じます。
スマホ&地図で指差し確認で十分なのですが
やはり現地の言葉でお礼だけは伝えたく
タクシーで挨拶をしてきました。
サンキュー!カムウンバン!
すると、ホッとしたかのような笑顔が見られました。
私もそうなのですが、語学ができない私は
外国人に対して恥ずかしいというか
怖いわけではないけど
避けたい気持ちがあったりします。(笑)
私よりもきっと
緊張してしまうのもわかります。
大声で早口の会話をしていたり
押し付けるような言葉に聞こえたり
傲慢な態度になるのも困惑します。(笑)
言葉が聞き取れなければなおさら
関わりたくないなとおもうのも当然かな?
そんな気持ちが何かしら感じます。
同類だからでしょうか?(笑)
シャイな気持ち。。。
しかし生きるためには
観光地でと考えるのも当然なのですが…
ベトナムは若者が多く
若者はまだ正直で親切心を感じます。
しかし、年齢が上になればなるほど
目の奥にある何か欲深い
心の黒いような出来事がありました。
(笑い話を少し)
1日目の五行山でのことでした。
五行山とはパワースポットと言われている
山全体が大理石でできている場所。
その為、岩の階段が多くアチラコチラに洞窟があります。
その洞窟の中に仏像があるのです。
ベトナム戦争では逃げ込んで多くの方の遺体があったとか
その悲しい出来事も鎮魂のために千年お祈りを続けるという場所
旧暦の15日は多くの人がお祈りに来るそうです。
そんな五行山での出来事がありました。(笑)
お線香を売る老婆が20本は入っているだろうか?
その長いお線香を手に
近づいてきました。
小さな小さな老婆です。
同行していた友人は日本でも老人に弱い((笑))
いくら?と聞くと
日本円で500円以上ではないか?
ガイドが止めに入る!それは高いから!と
必要ありません!と言ってくれるのですが…
友人は優しさからいいじゃないか!と購入しようと財布を出すと
又もうひとり小さな老婆が現れた!
言葉はないが、私からも買ってよ!みたいな。
つぶらな瞳と年輪の入ったシワが
哀愁を漂わせ訴える。(笑)
で・・・友人は負ける。
結局、二袋を買うことになる。
(だからカモになるんだよね。同情からはやめてほしい)
その後、お線香に火をつけてみんなで消費するために
火をつけ頭を下げ
あちらこちら歩いたの言うまでもない。(笑)
そんな観光客は誰ひとりいないのですが…
そのお線香の金額は
日本円にするとしれている金額なのだが、
この国では大金である。
その老婆二人は、お金を手にすると
今日は十分仕事したと言わんばかり
その場から消えていた。(笑)
小洒落た上着に着替え去っていった。(目が点)
まだ観光客が、やってきているのに・・・
しかし観察好きな私には
観光客相手の仕事は、年令を重ねると
どす黒くなるのね。とか思うのでした。(笑)
(これがぼったぐり観光ビジネス)
高齢者はビジネス上手といいいましょうか?(笑)
なぜなら、若い人達は親切心もあります。
面白いことに
ガイドさんでも右寄りや左よりと別れていました。
日本に来て親切にされた人は日本人よりになり
無駄なお金を使わせないように交渉してくれました。
日本に来ていない人は母国の人の暮らしを豊かにと考え
母国でWin Winとなります。
皆WinではなくカモからWinに持ってゆきます。
定価で購入したい私は
いいえ、定価以下(値切ったり)を好む私は…
定価より上で購入することは大嫌いなのですが…(笑)
友人はそうでもないらしいです。(笑)
当然なのですが、日本では
年齢を重ねれば丸くなると言う言葉がありますが
親切心やおもてなしのような心は
やはり出会ってきた人に影響されるのかもしれませんね。
体験や経験も含めて…
50代の私達だからなのか?
帰りは、お迎えだけではなく
通訳できる若い女の子も一緒でした。
ターミナル場所や出国まで案内されて
いたれりつくせりでした。
(とても親切)
私達は大丈夫だよ!と話しても、
いいえここまではしなければ…と
頑なに見送られるのでした。(笑)
初老だからかな?あはははは。
それとも苦情があったのだろうか?(笑)
しかし、ツアーでの日本人の方たちと話を聞きましたが
タクシーが逆に走り出したから
怖くて飛び降りた話やら、部屋の鍵ができないからと
苦情を入れている会話も耳にしたりしました。
(ホテルロビーや観光地)
怒っていると話し方からやはり怖い。
旅行はついつい横柄にもなりがちなのですが
安全かつ楽しく過ごしたいのですが
よそ者は私達なので謙虚でありたいと
あいさつ言葉だけを連呼する私でした。(笑)
(それしか出来ない表現です)
様々な通訳の方達
仕事の環境と観光客のお話でした。
ホイアンの出来事に続く…(^^)