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2018年台風21号


1番恐ろしいものは大自然が牙を向いた時である。

子供の頃の一番怖いものは母親でした。

次に地震である。

大人になって、母親が怖くなくなると

やはり自然が恐ろしい。

雨が降り続けば災害が起き

日差しが強い日が続けば熱中症や山火事になる。

風が強く吹けば何もかもが飛ばされて…

もちろん大地が揺れることはより恐ろしい。

そして今回、

大阪を直撃さえはしなかったものの

すぐ横を通り過ぎるという台風がやってきた。

21号である。

950ヘクトパスカルで非常に強い台風が来た。

8月4日午前中は車ででかけていました。

(友達と私は変な行動をする)笑

今回直撃となる神戸の方角へ…

(台風を甘く見ていたのである)

台風が来るということで車が少なく

まだ午前中は風も雨も時折で静かな街でした。

嵐の前触れという静けさという現象である。

前日からの情報で

その日は交通や空の便は停止している。

もちろん出勤する人も多くの人が休暇である。

そんな情報からも、今回の台風の脅威を感じる。

大阪にはたくさんの橋があり

台風の前の静けさの中、

昼前から橋を封鎖するための準備がされていた。

その様子を見て、

帰宅を急いだのは言うまでもありません。

まだ橋の手前にいて、

その橋を渡らないと帰れないのだ!

その前にちゃっかり、丸亀製麺で

早いお昼を食べてなのですが…笑

多くのお店はもちろん閉店になり閉ざされていて

丸亀製麺は営業していたから食べられたのですが…。

昼頃になると雨が強くなりだし

帰宅して、ベランダのメダカも含めて台風観察が始まった。

私の部屋は、13階で

窓があり北と西と東側が少し見えるのである。

気がつけば暗くなり

雨が強く、暴風雨になり警報が出されました。

そしてしばらくすると一瞬明るくなりました。

雨も優しいような。。。。

これは台風の目にはいったのかな?と思い

LINEからもご近所のパパさん情報も

「中心かな?」と思っていた矢先です。

ベランダから観察すると…

軽いものが宙を舞っています。

様々なビニール袋?軽いものが下から舞い上がったり

横から流れていたり

まるで外がポルターガイスト状態で舞っているのです。

どこかで吸い上げられる力が加わっているような感じでした。

その様子に部屋では動画を撮ったりしていました。

(詳しくはFB・Instagramにて)

少しの間明るかった空が…

暗くなり、雨と風が牙をむき出しました。

軽い雨からいきなり強い雨に変わり

雨はビルを叩きつけしぶきを上げていました。

強風が私のマンションを揺らしました。

風でマンションが揺れると、恐怖でしかありません。

揺れているのは私のマンションだけではなく

ご近所のタワーマンションの方からも動画で

強風で揺れる様子がグループラインに届きました。

離れていても繋がりあう事は不安が軽減されます。

情報はとても重要なのを感じました。

ゴーッと言う音と共にビニールではなく

鉄くずも飛びはじめました。

鉄が飛ぶのなら、その他も宙を舞うのが当然です。

とにかく強風は目で追うことが困難なほど

風は牙をむくのでした。

私の住んでいる南側のビルの看板が

どんどん剥がれていくのです。

その斜め前の看板も風で破壊されていくのです。

風の音で、ガラスが割れる音は一切耳にはできていませんが

今回の台風だけは“運”でしかない!と思うのでした。

鉄くずが風で窓ガラスを直撃するかしなかです。

台風通過中、TVがなんども切れました。

切れながらも、停電もなく写り続けていましたが

それも偶然運が良かったとしか言えません。

揺れと、音で怖くなり

観察をするよりも、厚手のカーテンをしたのは言うまでもありません。

何かが突撃しても、ガラスが飛び散るのを防げるかな?と

大切な愛犬を抱きかかえ2メートルほど離れてウロウロです。笑

毎回、恐怖には愛犬を抱きかかえます。

前回の地震のときも同じく抱きかかえて部屋を徘徊です。笑

そんな自分の行動にも笑えますが

とにかく今回の台風の被害は後に知ることになります。

夕方には台風は上空を過ぎ去りました。

空は明るくなり雨も時折に…

台風が去った跡の街は悲惨なものでした。

何も考えない私は、犬の散歩にでかけました。

後からガラスが危険と注意されるのですが…

その時は草木やゴミの散乱でガラスが見えず…

偶然私のマンションは停電にならず、

エレベーターも動いていました。

だから地上に降りることができましたが…

しかし、少し東や西側では停電でエレベーターが止まり

信号が消え街は破壊されていました。

下に降りると、電線に大きな鉄の塊が引っかかり

ぶら下がっています。

窓ガラスが割れ散乱しています。

大きなゴミを取り除いた二日後には、ガラスばかりでした。

いつもの散歩公園にある木がなぎ倒されてもいます。

その被害は今も残っています。

台風から10日ほど過ぎていますが、回収されない看板や

折れた木が横たわる中、人は日常に戻っています。

台風が過ぎ去る時間は短いのに

大きな爪痕は、まるで

透明なゴジラが通過したような状態でした。

子供の頃も地震の経験で恐怖を感じました。

それでも今思えば小さなものでした。

しかし、ここ最近

大きな地震や台風や

時にはミサイルの恐怖や

放射能漏れの恐怖やら

関西は噴火の恐怖はありませんが

日本各地で噴火の恐怖もあり

人生51年を過ぎゆく私ですが

大自然の異常さが多いと思うのは私だけでしょうか?

大自然はいつ私達に牙をむくかわかりません。

備えられるものは不安を軽減できるので

何かと心がけしたいと思う今日このごろです。

そして繋がりは時に情報から

気持ちが楽になることもあるような気がしてなりません。

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