大寒に滝行2分間(勝光寺より)
大寒に滝行2分間(勝光寺より)
座禅20分が終わるとサンダルに履き替え
まずは少し走ってきて!と言われました。
滝の場所から駐車場まで
小道を小走りで…
「あ〜さむっ!あ〜さむっ!」と言いながら
往復3分ぐらいでしょうか?(笑)
ある意味、この言葉はボヤキです。
女性は水着を着て、男性はそのまま
白装束になりました。
当日、読売記者の調べによると
気温4度、水温も4,5度との会話を耳にしたような。
すでに、小走りで洋服を着ていても
足の指先や手の指先などは麻痺してしびれている中
着替えをしていると、一気に体温は奪われ
表面は冷たい肉体が出来上がっていました。
しかし走っているので、内面は燃焼中です。(笑)
若者が先に滝に打たれる姿を見ていると
歯を食いしばり、叫んだりしながら
滝に打たれ水しぶきが上がる中
次から次に終えるのでした。
そして、順番はやってきました。
まず、川の麓でしゃがみ
左足、右足に水をかけます。
そう。それは掛水です。
次が、3回背中に水をかけます。
なるほど〜と思うのが
これが気合と言われる部分でした。
気合が必要な瞬間です。(笑)
それから、誘導されるまま
滝の下に…
手を合わせて下に入ると…
身を委ねるというのは
力を入れてはいけないと思うのと
力を入れると筋肉痛や心臓にも悪いような気がして…
力を抜いて、身を委ねてみました。
すると…。
冷たいとか、寒いとか、痛いとか…
いやいや…
そんな事は感じられず…
私が思うのは重い!!!!でした。
お経を読んでいただいている間は出られませんでした。
1分半〜2分だそうです。
「おも〜〜〜〜い!まだ???」
そんな私自身の姿に
笑えてにやけながら目を見開いていました。
重いよ!まだなの???と問いていました。
そして笑えるばかりでした。
やはり楽しんでいる自分でした。
その後、体を拭いて着替え
無事に済んだことに安堵感でした。
その日の最大の目的が終わり
満足感で車に乗り込んだのは言うまでもありません。
まず向かったのは…
銭湯に車を走らせたのは言うまでもありません。(笑)
滝行から数日後
体温調節スイッチ・オン担っているのだろうか?
寒さに強くなっているような…。
特に背中があたたまる事があります。
体験経験は人を強くすると聞きますが
今回は、得に素晴らしい経験をしたようにも思いました。
もしも、自分に無理していたなら
人に合わせて、滝行をしていたなら
心は怒っていたのかもしれませんね。(笑)
嫌な気持ちで体験するのはもったいない滝行かもしれません。
楽しんで滝行を体験できる人には
素晴らしい感覚発見があるかもしれませんね。
どんな理由で参加したのか?
人それぞれですが、楽しむ心はどんな場面でも大切ですね。(笑)
興味のある方はぜひ勝光寺へ…
その日の読売新聞の夕刊には
大寒の日に滝行、精神鍛錬と書かれていました。
にやけた姿はダメですね。(笑)
数時間後には
新聞になる事にも驚きの私でした。
PS
勝光寺の皆様、大変お世話になりました。
滝の間、素足で一緒に入っておられた方には
頭が上がりません。
皆が終わるまで、ずーと素足で
水の中に入っておられた姿が今でも忘れられません。
ありがとうございました。